第2回野外彫刻展の作品の設置場所は、第1回野外彫刻展で作品を設置した大学通りと交わる「さくら通り」。その名の通り、春になると桜が淡紅のトンネルを作りだす国立市の名所のひとつです。夏には緑が茂り、秋にはイチョウが黄金色に輝くこの美しい通りは、1965年、新しい生活文化の象徴となる大規模住宅、富士見台団地とともに誕生しました。それから半世紀あまり、歴史を重ねてきたこの地域に、「だれでも、どこでも、いかなるアプローチでもアートに親しめる」空間が生まれることを願い、多くの方からのご応募をお待ちしております。